上質なイタリアンレザーを生産するヴィルジリオ・コンティネラ社。マレンマレザーを手掛けるタンナー
きめ細かく肌感が美しいマレンマレザーを手掛けるタンナー
ヴィルジリオ・コンティネラ社はイタリア、トスカーナ州にあるポンテ・ア・エゴラという街に1961年に誕生。
このトスカーナ州は革なめしが盛んに行われておりイタリアンレザーの産地としても有名な地域です。特にピサからフィレンツェに続くアルト川沿いには有名タンナーが今も数多く存在しています。
ヴィルジリオ・コンティネラ公式サイト
生産、信頼、高品質、そして主役は常に革です
上質なイタリアンレザーを手掛けるヴィルジリオ・コンティネラの特徴としてあげられるのが「スローバスタンニング」と呼ばれる鞣(なめ)し方法です。鞣(なめ)しの段階で皮革をドラムの中で長時間保持し、タンニン浴でゆっくりと回転させる製法です。マレンマレザーもスローバスタンニングで作られています。
オーナーのシモーネ・ニエリは「私たちの強みは生産工程、信頼性、高品質、そして主役は常に革です。妻の祖父であるオスヴァルドの教えと技術の助けを借りて、世界中で高く評価されている革を生産出来ています。
今後も伝統的手法を踏襲しながらも研究とテストを繰り返し「スローバスタンニング」と呼ばれる長年の鞣し技術をより良いものへと進化させていきます。」と語っています。
先代から紡ぐベジタブルタンニンなめし
ヴィルジリオ・コンティネラの革は伝統的なベジタブルタンニンなめしで作られています。タンニンと呼ばれる自然界に存在する樹木の粉末を使い皮をなめす手法です。
ベジタブルタンニンなめしにおいて重要なのはタンニンの「配合レシピ」と「なめし時間」。そのふたつがなめし作業の最も難しい工程ですが、ゆっくりと皮をなめすことで最高の革へと変化します。
さらにタンニン浴 (水と一緒に残ったタンニン) は、その特性を失うまで再利用されるため、環境への影響が少なく地球にも優しいなめし方にもなります。
ヨーロッパ原産のショルダー(肩)部分だけを使用
ヴィルジリオ・コンティネラの原皮はフランス、スイス、ノルウェーにある最高の農場から厳選し製造されています。ヨーロッパ原産のショルダー(肩)部分だけを使い、細心の注意を払った原材料の選択により高品質の革が生産されています。
仕上げは自然な風合いを出すためにアニリンベースの染料によって仕上げられています。(アニリン染料仕上げとは塗膜の透明度が最も高く、革の銀面の特徴がよくわかる仕上げ方になります)
ヴィルジリオ・コンティネラ社の生産証明書
ヴィルジリオ・コンティネラ社が生産した革には証明書が付いております。証明書には生産工程、革の特徴、イタリアで作られた旨が書かれています。
ヴィルジリオ・コンティネラ社のマレンマレザーを使った商品一覧
ぜひ、商品サイトを見てみてください。